仙台市高断熱住宅普及促進業務

断熱改修

場所 仙台市上野山コミュニティ・センター別棟(仙台市太白区上野山一丁目 21-8)
構造規模 木造平屋建て 172㎡
用途 コミュニティ・センター
工事期間 令和4年8月1日〜9月9日
計測期間 令和4年10月2日〜令和5年1月31日

住宅から排出される温室効果ガスの削減を目的とした実証実験である。室温の変動を抑えエネルギー消費を削減するとともに、健康的で快適な生活環境を確保し、断熱性・気密性など省エネルギー性能に優れた住宅の普及促進を目指す。
具体的には、地域が運営管理するコミュニティ・センターを改修対象とし、住宅の性能設計時と同様にシミュレーション(性能検証)を実施して、エネルギー消費量や断熱性能、コストなどから最適な仕様を決定した。改修工事完了後は、室内の温熱環境を約半年間にわたり実測し、データ化を行った。
得られた事例を基に、今後の住宅性能基準や政策策定に活用することを目的とし、事業者や市民への周知・普及啓発のため、セミナー、見学会、ワークショップも企画・開催した。また、これらの知見を基に、仙台市独自の住宅部門における2050年への「脱炭素化ロードマップ」を作成・提案した。

普及啓発プログラム 実務者向け講習会